とある複業家の日記

日々の活動記録

国語の基本

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国語も指導してきました(しています)。中学生であれば国語、高校生であれば現代文・古文・漢文、小論文といったところでしょうか。もしかすると、いまブログを書いているのも、国語力養成に役立っているかも…。

 

少しというか、かなり抽象的ですが。

 

基本的には高校生向けに、勉強のはじめに話していることを、以下でまとめてみました。

 

現代文は日本語だから勉強をしなくてもよい。

 

古文はよくわからん。

 

まぁ国語周辺であればこういった意見がよく聞かれますが。

 

少し冗談も込みで、「現代文は日本語だから勉強をしなくてもよい。」に対する答えとしてよく言うのが。

 

「じゃあなんで林先生は現代文の先生でお金もらってるの?もし現代文の勉強がいらないなら、林先生必要なくなっちゃわない?」

 

まぁ正解か不正解は別にして。

 

こんなことも言います。

 

以下、テキストを貼り付けます。

 

国語では、文章が読めるかではなく「設問が解けるか」が問われている。したがって、必ずしも的確に読める必要はなく、『解く技術』を身につけることが最も大切である。その際に重要なのは、設問に適切に答えることである。そして、そのためには、①傍線部を明確にし、②本文に照らし合わせて答えを選ぶ、ことが大切である。

☆評論の読解・勉強法
1設問を先に読む(∵「何が問われるか」「何を意識して読めばよいか」がわかる)
2.読みながら解く(=読んでから解くは×)
3.本文中の根拠を明確にする(∵現代文の大原則)

上記の3点を基本とし、学校や塾の授業、もしくは市販の参考書で解く技術(テクニック)を身につけていく。教える人によって、やり方は異なるが、基本的には言われたとおりにやり、最終的には自分なりの解く「感覚」を身につける。

☆小説の読解・勉強法
1.設問を先に読む(∵「何が問われるか」「何を意識して読めばよいか」がわかる)
2.読みながら解く(=読んでから解くは×)
3.本文中の根拠を明確にする(∵現代文の大原則)
4.登場人物の心情変化に注意する(∵小説の大原則)
5.場面の変化に気をつける(∵設問を解く際のヒントになる)

上記の5点を基本とし、学校や塾の授業、もしくは市販の参考書で解く技術(テクニック)を身につけていく。教える人によって、やり方は異なるが、基本的には言われたとおりにやり、最終的には自分なりの解く「感覚」を身につける。

☆古文の勉強法
(ⅰ)古文単語を覚える(∵古文は一種の外国語 cf.300個くらいで十分)
(ⅱ)助動詞を理解し、覚える(接続・意味・活用の3側面から整理)
(ⅲ)センター過去問で演習する

古文単語・助動詞のほかに、助詞や敬語など知識として必要なものもあるが、あまり手を広げず、古文単語・助動詞を確実に身につけることを優先すべき。

☆漢文の勉強法
(ⅰ)例文を通して句形を覚える(∵漢文読解の基本)
(ⅱ) センター過去問で演習する

漢文は比較的短期間で完成しやすいと言われるが、いずれにしても句形の暗記は避けては通れない。ある時期に集中して(1週間くらいで)覚えてしまうのがよいと思われる。

 

以上となります。

 

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