受験英語の概観ということで、指導をする上で配布したり、説明をしたりしています。ブログではその抜粋にしますが、少しずつ載せていきたいと思います。
全体像をとらえることが大切ですよね。
何の勉強をする上でも。
ゴールまでを見据えたうえで、いまどの位置に自分がいるかを確認しながら進めることが大切です。
以下、単語編のテキストの貼り付けです。
☆受験英語の全体像
まず始めに、受験英語の全体像を確認しておきましょう。
単語・文法 ⇒ 精読 ⇒ 長文
☆単語
英語は外国語である以上、単語の意味がわからなければ当然読めません。そこで、受験英語の基礎となるのは単語の暗記ということになります。では、具体的にはどのように暗記を進めていけばよいのでしょうか。
＊繰り返しの必要性
まず、暗記である以上「繰り返す」ことが最も大切です。骨が折れる作業ですが、できるだけ毎日繰り返す習慣をつけましょう。
＊いつ覚えるか？
長いまとまった時間をとる必要はなく、細切れの時間を有効に活用することが大切です。たとえば、寝る前の10分や通学の電車の中などに覚えるとよいでしょう。
＊どのように覚えるか？
記憶のメカニズムから言って、最も効果的なのは、「五感をフルに使う」ことです。た
だ目で追うだけでなく、声に出してみたり、書いてみたりすることで記憶が強化されます。
＊長文の中で単語は覚えられるか？
単語集の中には、長文の中で単語を覚えさせるものがありますが、本当に長文の中で単語は覚えられるでしょうか。まず、長文の中で覚えるということは、その題材となる長文をしっかりと理解していることが前提になります。その上で何度もその長文を読み込むことで自然と出てくる単語も覚えられるということです。確かに、覚えることはできると思いますが、いざ他の長文の中でその単語が出てきたとき、おそらく瞬時には訳が出てこないでしょう。つまり、題材の中での位置づけを覚えているだけで、本当に単語の意味を覚えているわけではないのです。
以上です。
