続きです。前回すべてを書くことができませんでしたので、残りを書いていきます。大きく変わるところですので、名称と中身について整理をしていきます。
前回の記事はこちらです。→
②3つの試験形態(学校推薦型選抜、総合型選抜、一般選抜)。
これについて説明をしていきます。
学校推薦型選抜には、公募推薦と指定校推薦があります。
公募推薦は、大学や短期大学が定めた推薦基準を満たしたうえで、高校からの推薦が得られると出願をすることができます。
指定校推薦は、大学や短期大学が特定の高校を指定して推薦を依頼する形式です。併願は不可で原則単願となります。
総合型選抜とは、いまでいうAO入試、一昔前でいう一芸入試です。
基本的には学科試験で評価するのではなく、学ぶ意欲や入学後の対応力を評価する入試形態です。
プレゼンテーション、面接試験など、総合的に判断し、アドミッション・ポリシー(学校側が求める学生像)と合致した学生を選抜します。
一般選抜入試とは、現在も行なわれている通常の一般入試です。
大学入学共通テスト(新テスト)も始まり、運用方法も現行のセンター試験とは異なる部分もあるかとは思います。
もっとも、どう運用されるかについてはまだはっきりしないところも多いので、まずは学校推薦型選抜、総合型選抜、一般選抜という名称と内容につき、しっかりと押さえ、対象を明確にして、日々勉強をしていくことが必要です。
以上となります。