問題集やテキストといった書籍を頼りにする場合、目次は非常に重要です。目的地にたどり着くための地図と同様の機能を果たす。地図を頼りに、目指すゴールに向けてコツコツと勉強を進めたいものです。
先日も、ある講演でこんな話をしました。
「ゴールが不明確だと続けにくい。ゴールが示されないと頑張れませんよね。たとえば、学生時代の部活動。運動部であれば、とりあえず走れとか、とりあえず〇〇と言われることありましたよね。何周走るの?。それがわかればうまく手を抜いたり、逆に頑張ったりできる。10周走ってとか明確に言われると、頑張れるんですよね、それなりに。10周走り終わった後に、はいもう5周なんて言われることもありますが笑」。
やはりゴールが見えないと頑張りにくい、継続しにくい。
何か新しい勉強を始めたり、テキストに取り組んだりする場合に陥るのは。
ゴールを意識せずに勉強をしてしまうこと。
そして、途中で挫折してしまう。
よくありそうです。
そこで重要かつ不可欠なのが、目次。
テキストの目次や問題集のはじめのページ。
そこには、ゴールが示されています。
何章あるのか、勉強することはいくつあるのか。
それがわかるだけでも、継続しやすくなる。
もっと言えば、1つクリアするごとに、必ず目次に戻りいまどこを進んでいるのかを確認する。
この作業が大事そうです。
先の例で言えば。
10周のうち、まだ3周目か~、なんて思うこともあり得ますが。
10周がゴールとわかっていない状況で、いま3周目と認識している場合と比較すれば。
ゴールが10周とわかっている方が断然良い気がします。
目次という地図を片手に。
自らのペースで、1つ1つクリアをしていきたいものです。