自分の周りにいる人の平均が自分自身。こんなことも言われますが。人は良くも悪くも周りの環境に左右されがち。積極的に環境を変えることで、自分自身を変化させることも可能かもしれません。
子どもたちが、将来の職を想像する場合。
周りの大人からの影響は大きい。
親の職業や、身近な人の職業にしか知り得ない。
そんなことも多い。
もっとも、これは社会に出た大人にも言えることで。
会社員ならば、周りにも会社員が多くいる環境になる。
経営者でも、また同様。
そんな感じかもしれません。
歳を取ると、考えが凝り固まるとよく言われますが。
人が環境に、周りに左右されやすい生き物だという前提をもとにすれば。
環境を積極的に変えなければ。
やはり、思考や価値観は凝り固まる。
自分が想像している以上に、ものごとを狭い視野で見てしまっている。
そんなこともありそうです。
もちろん、それでも十分な場合もあり。
当の本人が幸せを感じている、充実感を覚えているのであれば全く問題ない。
積極的に環境を変えるという選択をする必要はありません。
しかしながら。
少しでも環境を変えたいと考えている場合。
足かせになるのは、漠然とした不安や、実体のない先行き不透明感。
行動に行動を重ねることで、その靄は少しずつながら開けてくるものですが。
その前段階として、無意識に周りから受ける影響により。
一種のマインドブロックのようなものに。
新たな行動や挑戦への意欲が削がれている。
そんなことも多そうです。
さまざまな環境に身を置いてみる。
いまいるところから、少し離れてみる。
まずは、常に戻れるという安心感の下に。
1泊2日くらいの旅をするかのように、環境を変えてみる。
副業をするなり、勉強会に顔を出すなり、講演やセミナーを聞きに行ってみたり。
ほんの少しでも、行動し、新しい世界を見てみる。
こうした積み重ねにより、どこかのタイミングで、「何か」に出合う、出会う。
そんなこともありそうですね。