他人との比較。生きている以上避けられなかったり、それが重荷になることもある。そもそも他人との比較に意味はあるのか。考えてみる価値はありそうです。
他人との比較は、生きている以上避けられなさそうですが。
他人と比較することに意味を見出すとすれば、以下に整理できると考えます。
・他人の目や他人との競争があることで頑張れる人にとってはメリットあり
・他人との違いを認識することで自分が勝負すべき場所が見えてくる
まずは前者について。
勉強でも副業でも仕事でも。
切磋琢磨することで頑張れる、周りとの競争がないと頑張れない。
そうした人も多い。
そうしたタイプの人にとっては、他人との比較はポジティブなものとなります。
後者について。
前者よりも、こちらによりメリットや意義、意味があると考えますが。
自分の立ち位置や、自分が勝負すべき場所を見極めるために。
他人との比較は有効と考えます。
子どもの頃は、他人と比較し、比較され。
自分が劣っているところが明らかになる。
できる他人を羨ましがる。
そんなことも多いようです。
もっとも、社会人がやるべきことは。
他人と比べ、いかに自分が劣っているかを知るのではなく。
他人と比較することで、自分が勝負できる場所、勝負できない場所を知ること。
より成長したい、成果を上げたいと考えるのであれば、その勝負できる場所に積極的に移動しようと試みること。
これが大切と考えます。
他人との比較により疲弊し、自身を卑下し、過小評価することはとてももったいない。
過度なストレスや、自信喪失、メンタル不調を起こしかねません。
すべてをポジティブに…ということではなく、違いを積極的に知ろうとし、知ったその違いをもとに自身の行動を正していく、変えていく。
こうした姿勢が、先の見えない実社会を生きる上では必要なことの1つなのかもしれません。