何かを勉強する際。目的意識はとても重要ですね。何のために勉強をするのか、勉強した結果どんな未来が待っているのか。明確かつ納得感があると、モチベーションも維持しやすくなりますね。
勉強。
勉めて、強いる。
聞こえは悪いですが。
人間の根源的欲求の1つであるはずの知的好奇心を満たすものとして。
勉強をすることは、有意義な活動と考えます。
もっとも。
やはり、勉強というとあまり良いイメージがない。
そんな人も多いかもしれません。
理由の1つとして。
学生時代の勉強が挙げられるのかなと考えます。
学生時代の勉強は。
どちらかと言うとやらされるもの。
勉強がもともと好きな子を除き。
多くの子どもは、やはり勉強が好きではない。
仕方ないことだよね、で済む問題かもしれませんが。
勉強の楽しさや意義、意味をいったものを。
大人として、少しでも伝えられればと思っています。
教育事業もしていますが。
勉強をする目的や理由を、可能な限り複数呈示するようにしています。
たとえば。
英語を勉強する目的。
受験に必要だから。
この説明だけで、一生懸命に取り組む子も(少しだけ)います。
英語は世界公用語で、英語ができると世界の多くの人と接することができるから。
この説明で、取り組み始める子も(少しだけ)います。
ですが。
わたしは、こんな説明をよくします。
英語で情報収集をする。たとえば、TwitterでもYouTubeでも、自分の場合はほぼ英語で情報を集めてる。読んだり聞いたり。そうすると、あることに気が付く。日本語に翻訳される前に情報を得られる。周りよりも早く情報を得られる。数時間早い場合もあれば、数年早い場合もある。面白いよね。・・・
これを聞いて、頑張り始める子も(一定数)います。
少し脱線しましたが。
目的や、それに取り組む理由を。
複数、可能限り多角的に呈示できるか。
ここカギかなと感じています。
これは、大人の勉強でも同じ。
少なくとも、大人の勉強は、やらされるものではありません。
能動的に、主体的に取り組めるものですよね。
ただ。
取り組み始めると。
目的意識が希薄になったり、動機づけが不十分なため、途中で投げ出してしまうことも少なくありません。
取り組む理由は、1つではないはず。
多角的に考え、目的を明確にし。
長期目線で、勉強に向き合っていきたいものです。