「メンター」という言葉を最近よく耳にします。仕事上(または人生)の指導者、助言者、という意味だそうです。今回は、受験勉強におけるメンターの重要性に絞って、私なりの考えをまとめてみます。
進学塾で校舎責任者をしていた時期がありました。
その時に感じたこと。
教科指導も大切だけれど、生徒たちに勉強の方向づけを行うことのほうがもっと大切。
です。
校舎責任者をやる前は、中学生や高校生・高卒生に、具体的な教科指導も行なっていました。
その時に、生徒たちにはこんなことを言っていました。
「たとえ話ね。寝て起きたら、大海原で漂流してることに気付いたとするじゃん笑。焦るよね、かなり。自分も経験したことはないからわかんないけど。とりあえず泳ぎ始めるじゃん。島がないかなって思いながら。でもさ、そっちに島があるかはわからないわけじゃん。そっちに島がなければ、いくら泳いでも着かないよね。ここが大事。先生は、そっちに島はあるのか、どのくらい泳げば到達するかを教えるわけ。島が志望校、泳ぐ距離が勉強時間。」
ものすごく長くなりそうなので、ここで止めますが、こんなようなことを話していました。
少し偉そうですが笑。
これが、私が考える、勉強の方向づけです。
言い換えると、「メンター」ではないかと、私は考えています。
現在、私はそうした「メンター」的な活動もしています。
より質の高い、良きメンターとなれるよう引き続き努力していきます。
【追記 2023年3月 受講体験記を更新いたしました】
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