勉強をし、わかった気になる。この状態で終わっては、勉強をした意味はあまりありません。説明できるか。学んだことを声に出して自分に説明できるか。本当にわかっているかの1つの指標ですね。
その対象が何であれ。
勉強方法は千差万別。
合う勉強法、合わない勉強法が存在します。
人の話を聞く、講義を聞く方がよい人もいれば。
参考書を読む、問題集を解くなど1人黙々とやる方がよい人もいる。
子どもの頃と異なり。
大人の勉強においては、学ぶ内容のみならず、学び方についても、広く自由が与えられています。
他方。
大人の勉強で陥りがちなのが。
やった気になる。
学んだ気になる。
これではないでしょうか。
偉い人の話を聞いた。
インフルエンサーの発信を毎日チェックしている。
評判になっている本を読んでみた。
これで終わってしまうことも、少なくありませんよね。
子どもたちが、定期試験や受験勉強で、日々の成果が問われるのと同様。
大人は、自分自身で成果を測る場を作る必要があります。
それは、資格試験などなのかもしれませんが。
その前段階として。
そもそも、わかった気になっていないか?
そこで。
学んだ内容を、声に出して、自分自身に説明してみる。
これだけでも、わかって気になっている状態から脱せられる、わかって気になっていたことに気付くことができる。
そう考えます。
偉い人の話を聞いたら、その内容を自分に説明してみる。
インフルエンサーの発信を見たり聞いたら、その内容を自分に説明してみる。
評判になっている本を読んだら、その内容を自分に説明してみる。
面倒ですが。
この行動をぬかりなく行なうことで。
学習したことの定着度が飛躍的に上がる。
そう考えます。