とある複業家の日記

日々の活動記録

受験英語の概観 長文

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単語、文法、精読と続けてきましたが、今回は長文編です。文部科学省は「思考力・判断力、表現力」を入試問題や、今後の教育に求めていますが、大学受験の英語の入試問題という観点からは、基礎・基本の部分は変わりません。

 

長文編ということで、いわゆる英語外部検定にも深く関わるところですので、参考までに添付します。→

英語外部検定の考え方 - 石井隆浩の日記

 

以下、テキストの貼り付けです。

 

☆長文
単語・文法・精読をしっかりこなしさえすれば、長文を読むための力は十分についている、と自信を持ってよいです。長文を読む際に最も重要なことは、先にもあげたように「前から読む」ことです。これをしっかりと意識しつつ、「筆者が言いたいこと」「各段落の役割・つながり」を考え、「逆接の接続詞」に注意しながら読んでいけば、十分に読みこなすことができるでしょう。長文読解では、「筆者の言いたいことをつかむ」ことが非常に大切なので、場合によっては「わかるところだけを拾い、つなげて読んでいく」ということも必要になってきます。

*筆者が言いたいことを捉える
英語でも日本語でも、なぜ人が文章を書くかといえば、「他人に自分の考えを主張したいから」です。つまり、長文を読む際には、「筆者は何を伝えたいのか」を理解するよう読み進めていくことが大切です。

*各段落の役割・つながりに注目する
なぜ段落を変えるかといえば、「内容が変わるから」です。つまり、段落の変わり目には、「ここから内容が変わるんだな」という意識を持つと共に、段落同士の関係はどのようなものなのかを意識することが大切です。

*逆接の接続詞に注意する
1つの長文の中で、筆者の言いたいことはたいてい1つです。しかし、その主張方法は様々です。たいていは「私は~と思う。なぜならば…だからである。」「…だから、私は~と思う。」という形式ですが、必ずしもこうなるとは限りません。また、「確かに…だが、しかし~である。」とすることで、自らの主張を際立たせる場合もあります。そこで、逆接の接続詞(But・However・Yet)に注目することで、筆者の本当に言いたいこと・論理がどのように展開されているかをつかんでいきましょう。

 

以上となります。

 

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